
|
No.386 カーマガジン (2010年8月号)
2010年6月26日発売 特別定価1,200円(税込)
2台の“RS”の秘密
1973 PORSCHE 911 CARRERA RS 2.7
1973年、FIAのグループ4レギュレーションを満たすために発表されたホモロゲーションモデル、ポルシェ911カレラRS。
"ナナサン・カレラ"の愛称で我々にも馴染み深い、究極のナローに関しては、これまで幾度も本誌でご紹介してきた。
そして今回の主役もまた、その2.7リッターの911カレラRSである。
しかし、我々はここに見た目がまったく同じ2台のナナサン・カレラを用意した。
1台は、その生産開始から極初期の個体、9113600031。
もう1台は、カレラRSとしては後期に属する9113601264。
わずか1年あまりしか生産されなかった限定モデルにも関わらず、敢えて生産時期の異なる2台を用意したのには理由がある。
それが今回のテーマ──これまであまり語られることのなかったナナサン・カレラに関する個体考古学である。
|