car magazine

OLD RACING CAR FILE

FILE2:LIGER JS11/15 DFV
フランスのコンストラクター・リジェが送り出した1979年型リジェJS11は、ウイリアムズFW07と並ぶウイングカー第2世代と呼べるマシーンである。設計/デザインは、G・ドゥカルージュ、P・カリロ、M・ボワション。P・ドゥパイエ、D・ピローニのコンビで前半戦で3度の1-2フィニッシュを飾るなどして活躍した。写真は'80年用のJS11/15と呼ばれるマシーンで、JS11のリア・サスペンション、空力処理を改良した発展型。ベルギーでピローニが、ドイツでJ・ラフィーが優勝を飾っている。2004年、2005年ともにグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにJ・ラフィーのドライブで出場。タミヤ模型から1/20でキット化されたことでも有名。本誌未掲載。撮影:ホンダ技研工業(株)(2004年)/編集部(2005年)

1980年型リジェJS11/15。写真は2004年のもの。ドライブするのはJ・ラフィー本人。
JS11/15のリア・スタイル。FW07と並びウイングカー時代を確立させた立役者である。
   
コックピットの意匠はJS11と変わらない。左から水温、レヴ、油圧系と並ぶ。
 
コックピットを横から。フロントに強固なロールバーが装着されているのがわかる。
   
アルミ製のモノコックはJS11と同一。ツイン・チューブ式を採用している。
 
フロント・セクションを上方正面から。ペダル周りがフロント・アクスル前に位置している。
 
エンジンはこの時代の定番コスワースDFV。
リア・バルクヘッドは角パイプで構成。燃料タンク容量は185リッターだった。
 
リア・セクション。上方排気とされたエグゾースト・パイプ、複雑なウイング・ステーに注目。
リア・カウル。リア・タイヤ前の空力処理はエキストラクターと呼ばれていた。
 
インボード+ロッキングアーム式のフロント・サス。ブレーキは4ポッドのシングル。
フロント・サスを別角度から。分厚いアーム、その取り付け位置がよくわかる。
 
リア・アクスル。ギアボックスはJS11のヒューランドFG400からFGB400へと換わった。
左リア・サスペンションのアップ。ドライブ・シャフトはクロス・ジョイントとなっている。
 
リア・ウイング、JS11/15の空力処理にはダッソーとジェット・アビアシオン社が協力した。
サイドポットのラジエーター・アウトレットのフィンは3枚。角度を調整できる。
 
フロント・ホイールはゴッディ製の15インチ。