HISTORIC CAR FILE

FIAT 500
フィアット 500
MODEL YEAR 1968〜1977年

FIAT 500

ヒストリー
“極限まで小さく、なおかつ実用性を兼ね備えたクルマ”という思想のもと、ダンテ・ジアコーザにより設計されたヌオーバ500は、1957年7月にデビューする。基本的なメカニズムは先にデビューした600を踏襲していたが、エンジンは独自の479cc空冷直列2気筒OHVユニットが搭載されていた。しかし、簡素な装備と非力なエンジンが仇となり販売は苦戦。そこでフィアットは500のイメージアップを図るため、'57年12月に豪華な装備を奢った 500スタンダードを発表。翌'58年にはレース参戦を見据えた高性能モデル、スポルトもラインナップに追加した。こうした内外装の改良とスポルトによるレース活動の結果、販売台数は一気に上昇。500の人気は不動のものとなった。'60年にはスタンダードを大幅に改良した500Dが登場。排気量はスポルトと同等の499.5ccとなり、最高出力は13psから17psに向上した。さらに'65年には500Dが500Fへと進化。安全基準適合のため、ドアが前開きから後開きに変更された。また'68年には500Fの内外装を豪華にした500Lもラインナップに加わっている。その後'72年には、 500F/500Lが126用の594cc空冷直列2気筒OHVユニットを搭載した500Rに発展。500Rは500シリーズの最終型として'75年まで生産された。


FIAT 500

FIAT 500

FIAT 500

specification
全長×全幅×全高:2970×1320×1335mm
車輌重量:520kg
エンジン形式:空冷直列2気筒OHV
総排気量:499.5cc
最高出力:18ps/4400r.p.m.
最大トルク:3.1kg-m/2200r.p.m.
燃料供給:ウェーバー26IMB4、ソレックス28IB2
トランスミッション形式:4段M/T
サスペンション(F/R):Fウィッシュボーン+横置リーフ/R スイング・アスクル+コイル
ブレーキ(F/R):ドラム
タイヤサイズ:(F/R)125-12


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