HISTORIC CAR FILE

RILEY ELF
ライレー エルフ
MODEL YEAR 1961〜1969年

RILEY ELF
Photo: Junichi OKUMURA


ヒストリー
1952年、オースティン社とモーリス社、そしてナッフィールド・グループ(MG、ウーズレー、ライレーの各社で構成)とが合併し、ブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が誕生した。彼らは生産するクルマの特色を鮮明にするため、上級ブランドとしてライレー、ウーズレーを、スタンダード・ブランドにはモーリス、オースティンを、スポーティ・ブランドにはMG、というように合併以前の名前をクラス毎に使い続けるバッヂ・エンジニアリングを展開していった。ここに紹介するライレー・エルフはミニ・サルーンをベースに、1961年最高級版ミニとして登場したモデルである。最大の特徴は豪華装備が奢られた点で、ダッシュボード全体がウォールナットのパネルで覆われたほか、中央には三連のオーバル・メーターが配される。外装ではフロント・グリルが専用設計となり、トランク・スペースを確保するため、リアが延長されたのも大きな特徴だった。しかし、エンジンはミニ850と同じ848ccユニットであったため、追加装備やトランク・スペースの延長で増えた車重による動力性能の低下に対する不満の声も上がった。そこで1963年、ミニに先駆けてエンジンを998ccに拡大し、出力&トルクともに向上したMk-2へと進化。1964年には脚まわりもラバー・コーンからハイドロラスティック・サスペンションに変更されている。その後1967年には主に内外装に手が加えられた最終モデル、Mk-3へとフルモデルチェンジし1969年8月まで生産が続けられた。

RILEY ELF
Photo: Junichi OKUMURA

RILEY ELF
Photo: Junichi OKUMURA

specification
全長×全幅×全高:3310×1410×1350mm
車輌重量:665kg
エンジン形式:水冷直列4気筒OHV
総排気量:848cc
最高出力:34HP/5500r.p.m.
最大トルク:6.1g-m/2900r.p.m.
燃料供給:SU HS2
トランスミッション形式:4段M/T/4段A/T
サスペンション(F/R):FウィッシュボーンRトレーリング・アーム
ブレーキ(F/R):ドラム/ドラム
タイヤサイズ(F/R):5.20-10


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