■
ヒストリー
エリートが先鞭をつけたロータスのGTスポーツカー路線。FRP製モノコックボディ構造に代表されるエリートの革新的なディバイスの数々は結果として品質の低下、生産の遅れを招き、商業面での成功を得ることができなかった。それを踏まえ、安価で生産性を重視した新世代ロータスとして開発されたのがエランである。当初エランはセブンに代わりスプリジェットに対抗するモデルとして計画されたため、オープンモデルを大前提として設計が進められた。そのため、
'62年の登場から、'65年にクローズド・ボディ仕様が追加されるまで、オープンモデルのみの設定とされた。それを可能としたのは堅牢かつ軽量なX型のバックボーン(背骨)フレームの採用である。心臓部には、フォード製直列4気筒OHVエンジンブロックに自社開発のDOHCヘッドを組み合わせた“ロータスツインカム”を搭載し、軽快な走りを実現、高い人気を博した。以後'64年にシリーズ2、'66年にシリーズ3、'68年にシリーズ4へと進化し'73
年8月まで生産が続けられた。
|